2018/03/03 23:51

作者を知ろうパート2

山蔭利勝(yamari)は14歳の時、中学校の放課後に階段の下にある空間でひとり電動ロクロでもくもくと
茶碗を作る先輩に釘付けになった。やってみたい、自分で作ってみたいと思い先輩にやらせて下さいと
言いせまった。先輩から「ダメー(-₋-)!!」 。俺は言った「なんで~?」。先輩「土が、ね-」。
それっきり、話をしてくれなくなった。でも、俺はずっと終わるまで観ていた。その時、これこそが自分が
したい仕事だ!と。その後先輩は、お父さんの仕事の関係でどこかに転校になった。俺はその後自分なりに
田んぼの土をこねてちっちゃなコップを作ってみたりした。が、うまくいかない。ずぶの素人だった。
で陶芸のできる高校に入学でき陶芸部に入った、それまで勉強が大嫌いだったが、陶芸だけは自分なりに
頑張った。陶芸部では、角窯があり薪窯の倒炎式で泊まり込みで焼成もでき色々な作品を焼上げた。その中に
白い肌に白襷が入った徳利ができたが、事情で親戚の知人に差し上げる事になってしまった。二度とその焼は
今だできていない。高校卒業後、備前陶芸センターで一年間研修を受け翌年指導員として工業試験場に入所。
その19歳の時、研究を開始したのが白緋襷の研究でひとつの作品に白襷と緋襷が入るまたは、緋色の中に
白襷が入るそんな作品を作るぞ!と40年が経ちます。で、先月焼成した薪窯(仲間と手作りした窖窯)で出来上がった
作品の手入れをしていた時、発見!!。外側には胡麻がかかった中、一本の白襷がバシッと入り内側には、ほんのりと
緋襷が入った平茶盌が出来上がっていましたので、写真を投稿します。嬉しくて(^^ゞ。
次の課題は、確実に出せるようにすることです。